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探偵コラム

いじめをする子供の心理とは?被害が分かった際の対応法も解説します

いじめられる子供がいるということは、当然のことながらいじめる子供もいるということ。いじめをする子供の心理的特徴や理由を理解することで、自分の大切な子供をいじめから防ぐヒントが見つかるかもしれません。

今回はいじめをする子供の心理について、被害が分かった際の対応法と一緒に解説します。

いじめの基準は被害者が苦痛を感じているかどうか

そもそも何をもっていじめと指すのでしょうか。いじめをしている子供に注意をすると、「ただふざけていただけ」と答えることも少なくありません。

文部科学省はいじめの定義について、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としています。

つまりいじめられた側が精神的な苦痛を感じているかどうかがポイントで、いじめをした側がどのような気持ちや意図を持って行為に及んでいたかは関係ないということです。

いじめをする子供の心理的特徴や理由

いじめをするには何かしらの心理的特徴や理由があります。主なものを事前に理解をしておくことで、自分の子供をいじめ被害から防ぐヒントが得られるはずです。

嫉妬心が強い

まずは嫉妬心が強いことです。子供の中には勉強やスポーツ、音楽などが得意な子もいれば、反対に苦手な子もいることでしょう。

特に子供の世界において勉強とスポーツは、ある意味一つのステータス。勉強やスポーツができる子供は親や教師といった大人たち、そして子供の間でも一目置かれる存在です。

いじめっ子の中には勉強やスポーツが苦手で、わき上がる嫉妬心から勉強やスポーツができる子供をいじめてしまうことがあります。

家庭で大きなプレッシャーを受けている

家庭内で大きなプレッシャーを受けていることも、子供をいじめに走らせる理由の一つとなります。例えば学校や塾のテストで高い成績ばかりを求める親がいる場合、子供には常に「良い点数を取らなくちゃ」と大きなプレッシャーがかかります。たまにテストの点数が悪いと親から叱られたり、「次は絶対に100点取るのよ」と声をかけられたりすると、子供は毎日の生活で息苦しさを感じてしまうでしょう。

大きなプレッシャーや抑圧された感情を発散させるために、いじめすることも実際にあります。

親からの愛情が欠如している

3つ目は親からの愛情が欠如していることです。親が仕事で忙しいと子供とゆっくり話をしたり、一緒に過ごしたりする時間をなかなか確保できません。またそもそも子供に対しての関心が低い場合も同様です。

成長期の子供にとって親の愛情は何よりも必要なもの。親からの愛情が不十分になると、親からの関心を引くことを目的として、わざといじめをする子供も少なくありません。

父親と母親の仲が悪い

父親と母親の仲が悪いと、子供がいじめに走る可能性が生まれます。父親と母親が顔を合わせればいつもケンカをしている、会話がまったくない、家庭内に常に不穏な空気が流れているといった環境では、子供は安心して過ごせません。

本来リラックスして過ごせる場所のはずなのに居心地が悪く、「またケンカするのではないか」といつもドキドキして心が休まらないでしょう。

気持ちが不安定になってストレスが蓄積していき、家庭内では発散できないストレスをいじめという手段で解消させようとする子供もいます。

子供がいじめられていると分かったら?親が取るべき対応法

もし自分の子供がいじめられていると分かったら、親はどのように対応すれば良いのでしょうか。親としては大きなショックを受けるかもしれませんが、まずは子供のことを最優先にして冷静になりましょう。

以下のような手順で対応をしていくとスムーズです。

子供に味方である旨を直接伝える

まずは子供に親は味方である旨を、直接言葉で伝えてください。「お父さんとお母さんはずっと味方でいるからね」「あなたのことは絶対に守るから、もう大丈夫だよ」など、子供が心の底から安心できるような言葉をかけてあげましょう。

子供の世界は大人と比べて非常にせまいもの。学校や友人関係が子供の世界の大半を占めているため、いじめといった友人関係におけるトラブルが生じると子供は大きく絶望してしまいます。

そのため大きな味方となってくれる親から優しい言葉をかけてもらうのは、絶望状態にある子供にとって大きな助け。きちんと言葉で伝えることが大切です。

学校は無理に行かせない

子供が学校に行きたくないと訴えたり、行くこと自体を渋ったりした場合、無理に行かせる必要はありません。また例え子供が学校に行くと話したとしても、親の目から見て「無理しているな。行かせない方が良さそうだ」と感じた場合も、登校させるのは控えましょう。

勉強は自宅でもできます。子供の体調を最優先に考えることが重要です。

いじめの証拠を集める

後述する学校へ相談する前に、いじめの証拠を集めましょう。体に付いた傷やアザ、破損した持ち物、悪口が書かれたSNSやメッセージの写真や動画を逐一残しておきます。また同時にいじめを受けた日時と内容の詳細をメモに残しておくことも大切です。

もしいじめの内容が陰湿で、個人ではなかなか証拠をつかめないような場合、探偵事務所へ調査依頼する方法もあるでしょう。

学校外の調査に限られますが、直接いじめを受けている現場の写真や動画を撮って、証拠として残してくれます。

学校に相談する

いじめに関する証拠を集めたら、学校の先生に相談しましょう。子供が通っている学校内の友人関係でいじめが起こっている場合、いじめの解決主体は学校です。

担任の先生にアポイントを取って、いじめの証拠を見せながら状況を説明してください。先生に対して感情的になりがちですが、グッとこらえましょう。先生は決して敵ではありません。

まとめ

いじめをする子供には、一定の共通した心理的特徴や理由があります。嫉妬心が強い、親からの愛情が欠如している、父親と母親の仲が悪いなどさまざまです。

もし子供がいじめられていると分かった場合、無理に学校に行かせる必要はありません。いじめに関する証拠をできるだけ多く集めて、学校の先生に相談をしましょう。

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