結婚詐欺を働く男の特徴とは?主な手口と一緒に解説します!

これから婚活をはじめようと思っている女性、そして実際に婚活中の女性は結婚詐欺に注意しましょう。
詐欺を働く男たちは実に巧妙な手口を用いるため、「私は大丈夫!絶対に詐欺師につかまらない」とタカをくくっている人ほど詐欺被害に遭うかもしれません。
事前に詐欺師の特徴や主な手口を頭の中に入れおくことで、詐欺被害に遭う確率をグンと減らせますよ。
今回は結婚詐欺を働く男の特徴を、代表的な手口を一緒に解説します。
結婚詐欺を働く男が持つ主な特徴
結婚詐欺を考えている男が持つ特徴は、ある程度共通しています。そして時代の流れとともに多少手口に変化があったとしても、おおまかな部分の特徴は変わりません。
まずは詐欺師が持つ主な特徴を見ていきましょう。
高学歴や外資系企業勤務など、高ステータスを持っている
女性の中には高学歴や外資系企業勤務、会社の社長、医師、弁護士などの職業に就いている男性に大きな魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
詐欺師の男は、こうした女性の心理的特性を利用します。
「外資系企業に勤務していて、海外生活も長い」「ベンチャー企業を仲間と一緒に立ち上げて、年収は数千万円ある」といったように、学歴や経歴にウソをついて女性を引き付けようとするのです。
ごく平凡で普通の男を演出する
最初に述べた特徴とは正反対で、最近ではごく平凡で普通の男を演出する詐欺師もいます。
高学歴や外資系企業勤務などは昔から詐欺師たちが偽ってきた代表的なもので、あまりにも都合の良いパートナー像で女性の中にはすでに「このスペックは結婚詐欺師かも?」と疑う人も少なくありません。
そのため女性の疑いを解消させるために、あえて平凡でどこにでもいるような普通の男を演出するのです。
「身長は170センチ未満」「痩せていて筋肉も全然付いてない」「中堅大学卒業」「ファッションや髪型にこだわりがない」など、一見するとあまり魅力を感じないようなスペックで表れます。
平凡な中にどこか安心感があり、付き合う女性は何の疑いもなく関係を深めてしまうのです。
金銭面で困った様子を見せない

3つ目の特徴は金銭面で困った様子を見せないことです。ただし付き合う前や付き合いたての頃に限定されます。
人によってはブランド物の服や時計、バッグ、靴を身に付け、外車をはじめとする高級車に乗っていることもあるでしょう。
デートをする際は当然男性が全て払い、女性にお金を使わせるようなことは一切しません。
「お金に余裕があるのかな?」「この人と結婚すれば、裕福な生活を送れそう」と女性に思わせるのが目的です。
男性結婚詐欺師が行う主な手口
続いては男性結婚詐欺師が用いる、主な詐欺の手口を紹介します。
理想のパートナー像を演出する
男女関係なく結婚詐欺師のほとんどは、婚活パーティーや婚活サイトに表れます。結婚相手を探している人をターゲットにしているため、婚活パーティーや婚活サイトがうってつけなのですね。
ある程度のターゲットを絞ったら、相手が理想とするパートナー像を演出します。
文章として書かれたターゲットのプロフィールをしっかりと読み込み、さらに直接話をする中でどのようなパートナーを求めているのか、どのような結婚生活を望んでいるのか、そして結婚に対する本気度を徹底的に分析。
分析した結果を元にして、ターゲットの話しに上手に合わせながら、理想のパートナー像を演出するのです。
早急に結婚を前提とした交際がスタートする
婚活パーティーや婚活サイトで理想的なパートナー像を演出した後は、早急に結婚を前提として交際がスタートします。
基本的に詐欺師は素性が知られる前に、なるべく早く金銭や財産を巻き上げようと考えています。
そのため出会ってから間髪入れずに、交際をはじめようとするのですね。
もちろん結婚が前提です。
できるだけ早い結婚を望んでいる人にとってはピッタリなパートナー像で、疑うことなく交際がスタートします。
交際中は紳士を演じる
交際がはじまると、多くの詐欺師男は紳士を演じます。
デートをする際は車で迎えに来る、おしゃれな雰囲気のレストランで食事をする、女性に人気のカフェに行く、夜景がきれいな場所でロマンチックな時間を過ごすなど、多くの女性がキュンとしてしまうようなデートを作り上げます。
常に紳士的な態度を取り、レディファーストを欠かしません。
またこまめに電話やメッセージをしてくるなど、女性を気にかける行動も徹底します。
お金の無心が始まる
交際が順調に進んで結婚まで秒読みとなった矢先、突然男性からお金の無心が始まります。
お金を要求する理由はさまざま。「新しい事業の立ち上げに失敗をしてしまった」「交通事故を起こして、示談金が必要になった」「親が大きな手術をすることになり、まとまった費用を工面しなければいけない」などです。
どのような理由にも共通しているのが「落ち着いたら結婚できる」と、結婚をエサにすること。
すでに結婚するつもりでいる人にとって、理想のパートナーとの結婚を破談にするわけにはいきません。
そのため詐欺師の言葉を信じて、言われるがままお金を払ってしまいます。
お金を渡した途端に行方をくらます
詐欺師に言われるがままお金を渡すと、途端に行方をくらまします。多くのケースでは1度で消息を絶ちますが、中には何回かお金を巻き上げてから絶つこともあるでしょう。
電話番号はすでに解約されており、SNSのアカウントは全て消去済み。
自宅アパートは引き払われていたり、実家を聞いていた住所にはそもそも偽りだったりすることもありますね。
また勤務先に連絡をすると、最初から勤務実態がないことも判明します。
名前も生年月日も全て偽りで、連絡は一切取れません。
まとめ
結婚詐欺師の男には一定の特徴があります。以前は高学歴や外資系企業勤務などの高スペックを装う人が多かったのですが、最近では平凡でごく普通の男性を演じる詐欺師も出てきました。
詐欺の手口自体は昔と大きく変わっていません。今回紹介したような詐欺師の特徴や基本的な手口を理解しておき、詐欺被害に遭わないように注意してくださいね。