結婚詐欺のあるある！良くある手口と被害を防ぐための方法を紹介
出会い系サイトやSNSなどインターネット上や、婚活パーティーなどで男女が出会う機会は一昔前と比べて格段に多くなりました。
出会いのチャンスが増えること自体は望ましいですが、一つ注意しなければいけないことがあります。結婚詐欺です。
今回は女性が結婚詐欺から被害を守るために結婚詐欺に関するあるある、そして被害を防ぐための方法について紹介します。
結婚詐欺のあるある！詐欺師に良くある手口
結婚詐欺の手口はさまざまです。しかし被害に遭った人たちの話しを聞いてみると、良くある手口が浮かび上がってきます。
まずは結婚詐欺のあるあるとして、詐欺師に良くある手口を見ていきましょう。
婚活サイトや婚活パーティーに現れる
結婚詐欺師がターゲットにするのは、結婚を意識している人。婚活サイトに登録している人、そして婚活パーティーに来る人は結婚を強く希望している人でしょう。
そのため詐欺師も婚活サイトや婚活パーティーなどに現れます。
ターゲットに好意を示す
ターゲットを定めたら、好意を示します。
婚活サイトや婚活パーティーの多くは身元確認をしないため、「大企業勤務」「年収1000万円」「弁護士の仕事をしている」など、女性が憧れを抱きやすいウソを付いてもバレません。
高収入や高学歴をエサにした上で「一目ぼれした」「運命の人だ」など、甘い言葉で好意を示すのです。
交際を始める
早い段階で結婚を前提にした交際が始まります。交際中はレストランやショッピングなど、全てにおいて相手がお金を払ってくれることでしょう。
とにかくターゲットに対して優しく関わり続け、「この人とだったら結婚したい！」と思わせるのです。
お金の無心が始まる
ターゲットからの信用を獲得したと確信すると、お金の無心が始まります。
「親が病気で高額な医療費が必要となった」「経営している事業が上手くいかず、すぐにまとまったお金が必要になった」など何かしらの理由を述べて、自然とお金が欲しいことを匂わせるのです。
「このままでは結婚は難しい」と結婚できないことも口にすることで、ターゲットはお金を出してしまいます。
またターゲットをより信用させるために、偽の両親を登場させることも少なくありません。
借金がどんどん増えていく
一度お金を出してしまうと、「もっとお金を引き出せる」と詐欺師は確信します。
さらに何かしらの言い訳を付けてお金の無心が続き、ターゲットはどんどんと言われるがまま、お金を払ってしまいます。
相手からお金が返ってきたとしても少額で、無心する額の方がはるかに大きいのも良くある手口です。
突然行方をくらます
ターゲットの持ち金が底に付くと同時に、詐欺師は突然行方をくらまします。
相手のスマホは通じない、住んでいた場所や働いていた企業もデタラメ。ようやく騙されていたことに気が付きますが、時すでに遅しです。
詐欺被害に遭いやすい人の特徴3つ
結婚詐欺の被害に遭いやすい女性は、どのような特徴を持っているのでしょうか。事前にある一定の特徴を理解しておくことで、自己防衛ができるかもしれませんね。
恋愛経験が少ない
まずは恋愛した経験が少ないことです。経験が少ないことで「これが普通なのかな」と、詐欺師が取るさまざまな怪しい行動もおかしいと思えなくなります。
また「この人を失ったら、二度と結婚のチャンスはない」と思うため、詐欺師に言われるがまま従ってしまうのです。
理想が高い
結婚相手に対して理想が高い女性も狙われやすいですね。「年収1000万円以上」「高学歴」「大手企業勤務で出世間違いなし」などです。
高い理想を抱けば抱くだけ、理想に合致した男性は現れにくくなります。
出会いのチャンスが少ない中で理想の男性を演じる詐欺師が現れると、女性は「運命の人」と強く思ってしまうのですね。
理想に合った男性を逃すまいと考え、お金の無心にも応えてしまいがちです。
友人がいない
最後は友人がいない、またはいたとしても関わる機会が少ない女性です。友人がいると詐欺師とのやりとりを話した際に、「それはおかしい」「騙されてるのではないか」とアドバイスをされる可能性があります。
詐欺師としては結婚詐欺に気づかれるような、余計なアドバイスをしてほしくないと思っているためです。
もうだまされない！結婚詐欺の被害を防ぐためにできること
最後に結婚詐欺被害を防ぐためにできることをチェックしていきましょう。
交際や慎重に進めていく
相手から早急な交際スタートを求められてもすぐに承諾せず、慎重に進めていきましょう。それでも執拗に交際を求めてくる場合は注意が必要です。
さらにお金に関する話題が早々と出た場合も、警戒しなくてはいけません。
お金は絶対に貸さない
お金の無心をされても、絶対に貸さないことが大切です。そもそも結婚前にお金を求めてくる男性は、結婚相手として信用できるのでしょうか。
例え結婚できたとしても、結婚後の生活に不安が残ります。
友人や家族に相談をする
交際が始まる前、そして交際が始まった後は友人や家族などに適時相談をしましょう。恋愛感情が高ぶっている状態では冷静な判断ができません。
友人や家族などに客観的な意見やアドバイスを求めることで、騙されているかどうかを見極められるでしょう。
名前や住所、電話番号を確認する
匿名で参加できる婚活サイトや婚活パーティーなどで知り合った場合は、相手の名前や住所、電話番号などを確認しておきましょう。
相手の口から聞くだけでなく、運転免許証などの公的なものを直接見て確認することは大切です。
また聞いた住所は実際に行ってみて、存在するかどうかも確認すると良いですね。
まとめ
結婚詐欺師はターゲットを見つけると、早急に結婚を前提とした交際を求めてきます。そしてターゲットからの信用を確信すると同時に、さまざまな理由を付けてお金の無心を始めるのが良くある手口です。
交際はすぐにスタートさせないこと、そして友人や家族に相談することが大切ですね。
探偵事務所では結婚詐欺に関する調査を受け付けています。気になる相手が詐欺師なのかどうかを調査してくれるので、事前に被害を防ぐことができるでしょう。
多くの事務所では初回相談は無料となっているため、気になった人は気軽に相談してみてください。
