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探偵コラム

気になる!興信所の「浮気調査」の内容とは?

興信所に寄せられる依頼の多くが、浮気調査だと言われています。

しかし、浮気調査とはそもそもどんなことが行われるのでしょうか。その調査には違法性があるのでしょうか。

今回は興信所の浮気調査の内容についてお教えします。

興信所の浮気調査では、張り込みや尾行が行われる

興信所で浮気調査をする時、ほとんどはターゲットとなる人物を張り込み、もしくは尾行して調査を行います。

浮気調査という単語には、近隣の住人や友人・知人に聞き込み調査も行うというイメージがありますね。ですが、興信所では浮気調査の際には聞き込みはしていません。その理由は簡単です。聞き込み調査をしていると、聞き込みをした人からターゲットに浮気調査のことがバレてしまいかねないからです。

ターゲットに「お前、浮気しているんじゃないかって興信所が聞き込みに来たぞ」とからかい半分に伝える人もいるかもしれませんし、「気をつけたほうがいいよ」と余計な警告をする人も出てくるかもしれません。こうなると、ターゲットは警戒して浮気の証拠を出さないように行動しますし、「浮気調査なんて余計なことをしやがって」とターゲットが依頼者に暴力を振るうきっかけになるかもしれません。そんな事態は避けるべきです。

また、GPSを使った浮気調査自体は法律で禁止されていませんが、使い方次第では違法性が出てくるグレーな調査です。

そのため、興信所によってはGPSを使用した調査を行わないと明言しているところもあります。

たとえば、ターゲットの車にGPSを取り付けるためには不法侵入をしなければいけませんし、位置情報アプリを勝手にターゲットのスマートフォンにダウンロードするのも違法です。「相手の許可をとってGPSアプリをダウンロードしている」のならば別ですが、浮気調査でそんなことはありえませんから、やはりおすすめできない調査方法です。

もしもあなたの依頼した興信所がGPSを使った調査をやるべきだと強くすすめてきたのならば、法律の勉強が足りていない経験不足の調査員かもしれませんね。警戒したほうがいいでしょう。

浮気調査では、重要な証拠を集めるのが最優先!

浮気調査で最も興信所が重要視する証拠といえば、ターゲットと浮気相手が性行為をしたと裏付けられる画像や動画です。ですが、ターゲットが変質者でもない限り、直接的な行為の瞬間を撮影するのはどんなベテランの調査員でも不可能です。

その代わり、ラブホテルなどの宿泊施設、もしくは相手の家に長時間滞在したとわかるような画像や動画を証拠として撮影します。また車の中でキスや行為をしている画像や動画も、立派な浮気の証拠になるでしょう。

反対に腕を組んでいる、一緒に食事をしている程度の写真では浮気の証拠としては弱いと言われています。「具合が悪くなったのを支えていただけ」「食事しながら打ち合わせしていただけ」なのかもしれませんし、実際にそう言い訳されてしまったらどうにもできません。

離婚や慰謝料請求を考えているならば、証拠は複数あったほうがよい

もしも浮気調査で「クロ」だと判断された場合に離婚を考えているならば、不貞を裏付ける画像や動画は大切な証拠になります。

ですが、離婚の調停や裁判の時には、複数回浮気をしたという証拠を提示する方がよいとされています。というのも、1度だけの浮気ならば、離婚事由としてはやや弱いと判断されることがあるからです。

そのため、ほとんど浮気の証拠がないという場合には、興信所に複数回調査を依頼して、できるだけたくさんの証拠を集めることをおすすめします。

婚約者と別れて慰謝料を貰いたいという場合にも同様です。

付き合っていた恋人と別れたいだけであれば、浮気調査の証拠はひとつで充分かもしれません。

しかし、相手が非常に口のうまい人で「一度だけしか浮気をしていない、相手に騙されただけ」「もう浮気しないから」などと言い訳をするのならば、複数の証拠を提示してぐうの音も出ない状況で別れた方がベストかもしれません。

依頼者もできるだけたくさんの証拠を集めよう

調査員は張り込みや尾行で証拠を集めますが、実は優秀な調査員でも集められない証拠があります。

それは、ターゲットとなる人物のスマホやパソコンの中身に保存されたデータです。浮気相手とのメッセージのやりとりや画像は、調査員でも集めることができないのです。スマートフォンを盗み出して欲しい情報を取り出す…なんていうシーンはドラマではよく見かけますが、実際には違法行為にあたりますので、調査員はやりません。

そのため、こういった証拠を集めるのは依頼者側の仕事となります。トークアプリやSNSを使って浮気相手とやりとりしている画面をカメラで撮影したり、スマートフォンに保存されている画像を保存したりして証拠を集めましょう。

また、クレジットカードの明細や共有している車のドライブレコーダーに録画された動画なども探偵は入手することができません。これらも大事な証拠になることがありますので、ぜひ保存しておきましょう。

もうひとつ、ターゲットやその浮気相手の家の中に侵入することも法律に反するため、調査員は絶対にやりません。さらに、ターゲットの家の中に監視カメラを取り付けたり、盗聴器を隠したりして証拠を集める事は依頼者にもおすすめしていません。もしもターゲットが警察に相談したら、依頼者が逮捕されてしまうかもしれない行為だからです。

ただし、自分の家であれば何をしても問題はありません。ターゲットとなる恋人と同棲しているならば、家に浮気相手を連れ込んでいる可能性もあります。「家具の位置が変わっているし、誰かが部屋に入った形跡がある」などと思うならば、浮気を疑うのはもちろん、自衛のためにも監視カメラを仕掛けたほうがいいでしょう。

ベッドルームやリビングに監視カメラをこっそり設置し、年のためにICレコーダーもセットしておけば、浮気の証拠を確保できます。

まとめ

自分の恋人が浮気をしているかどうか、ある程度は素人でも証拠集めをすることができます。ですが興信所に頼むメリットは大きいものです。

なぜかというと、絶対にターゲットにわからないように調査をしてもらえるからです。

浮気の証拠を集めるのに慣れていない人は、「これも証拠になる」「あれも浮気していると証明になるかも」と関係ないもの、根拠が弱いものまで証拠として収集してしまいがちです。

また、演技がヘタな人はターゲットに対する態度が今までと変わってしまい、ぎくしゃくしているうちに相手が不審に思い、浮気調査がバレやすくなってしまうという傾向があります。しかし、興信所ならばそんな心配は必要ありません。

多忙な方も興信所に頼めば浮気の証拠をしっかり集めてもらえます。

仕事が忙しい方、子育て中のため自分で証拠集めができないという方でも、興信所に依頼すれば安心です。

興信所で行われる浮気調査の内容がしっかり把握できたところで、依頼を迷っていたという人もぜひ相談してみてくださいね。

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