子供や配偶者が家出する理由や家出場所は!?家出する原因をまとめました。

身近でないようで身近で起こり得る可能性が高いのが子供や配偶者の「家出」です。家族がもうすぐ家出しそうな気配があるな・・・なんてことを感じ取れるのはドラマや漫画の中だけの話。
「まさか私の家族が家出するなんて」「家内が何故か家出してもう1週間も帰ってきません」など、探偵興信所に家出に関する依頼をされる方は何故家出が起こったのかを理解できていない方がほとんどです。
この記事では、起こって欲しくないけど十分起こる可能性がある「家出」という問題に焦点をあて、家出する理由や家出の方法そして親しい人が家出した場合の対処法をまとめていきます。
家出を考えたことがある人の割合とその理由
まずは子供時代や結婚してから、どれだけの人が家出を考えたことがあるのか、そして家出が頭をよぎった理由はなんなのかを紹介していきます。
皆さんが想像するよりも家出を考えた人は多く、家出がどれだけ身近な出来事かを感じていただけと思います。
家出を考えたことがある人の割合
ある情報によると、100人の男女に「家出をしたいと思ったことはありますか」とアンケートをとったところ65人の人が「はい」と答えたという結果が出ています。
「家出」という行為は思ったよりも自分のそばで起こり得ることなんだと感じることができます。
家出を考えたその理由
家出を考えるきっかけは、家出する人が子供か大人によっても大きく変わってきます。
まずは、子供が家出をするきっかけや理由を詳しく解説していきます。子供が家出をする理由は主に3つです。
1つ目が人間関係の問題。学校でうまく行ってなかったりいじめに遭っていたりする場合にその環境から逃避したいと思い、家出することがあります。
2つ目が家族に対する反発です。家でいつも一人ぼっちで寂しい、または両親が無関心なのがつらいなどの理由が家出をするきっかけになることも多いです。
3つ目は好きな人ともっと一緒にいたいという思いです。友達や恋人などの好きな人と過ごす時間を増やしたいという気持ちがきっかけで、子供が家に帰らなくなる家出のパターンもあります。
次に、パートナーや配偶者などの大人が家出する理由は主に4つに分けられます。
1つ目がパートナーとの喧嘩に限界を感じたからです。安らぐはずの家で文句を言われ続けたり、喧嘩が続いたりすることでストレスを感じ、一人になりたいと家出に走ることがあります。
2つ目が借金を作ってしまったことです。隠れてギャンブルにハマっていた、投資で失敗して貯金を全て使ってしまったなどのお金に関する問題を言い出せずに家出をしてしまう人も一定数います。
3つ目が他に好きな人ができてしまったです。他の人に目移りしてしまい、その人ともっと居たいと家を出てしまう人もいます。不倫相手や浮気相手に本気になった場合に起こりやすいパターンです。
4つ目が仕事など家の外で上手くいかないことが続いたときです。仕事で大きな失敗をした、将来のことを考えて行き詰まっている。そんな時にパートナーに八つ当たりや迷惑をかけないと家を出る人もいます。
どこに家出するの
それでは、実際に家出をした人はどこに身を寄せるのでしょうか。
子供が家出をした場合に行くところはある程度絞られています。インターネットを通して知り合った人の自宅や近くの公園、漫画喫茶やコンビニ、ゲームセンターそして友達の家などが挙げられます。
大人が家出をした場合、経済力もありますし法律で縛られることもないため家出先は様々です。代表的な家出先としては実家や友人宅、ビジネスホテルから漫画喫茶、ファミレスや不倫相手の家そして職場などがあります。
衣服や薬などの生活用品が持ち出されているどうかによって、計画的な家出なのか突発的な家出なのかがわかります。
突発的な家出の場合は、家出先も学校や職場または家の近くの場合が多いです。
しかし計画的な家出ですと家出が長期的に続くこともあり、家出先の目処が立たないことが多々あります。
近しい人が家出したらどうすればよい?

パートナーや子供などの近しい人が家出したらどうすれば良いのでしょうか。
それぞれ家出するにまで至った理由や背景が違うため、一概にこうするべき!という答えはありません。しかし、いくつか押さえておいて欲しいポイントがあります。
子供が家出をすることで、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。そのため、子供が家出をし場合は、まず携帯などを持たせているのであれば連絡を取ってください。連絡を無視されても叱るのではなく、優しく帰っておいでと何回も声をかけることが大切です。
子供に連絡するのと並行して行いたいのが、子供がいきそうな場所を片っ端から探してみることです。通学路や友達の家までのルートなどを中心に、隠れ家となりそうな場所などに行ってみてください。
子供と連絡もつかない、思い当たる場所は探したけどそれでも見つからない場合は、学校や子供の友達に連絡を取ってください。大事にしたくない気持ちはわかりますが、子供の安全が第一。友達の親などにお願いして、何か情報を知っていないかを探ってもらうのもおすすめの方法です。
家出をしたその日のうちに帰ってこない場合は、警察に行方不明者届を提出してください。しかし、事件性がない行方不明の場合は警察は積極的に協力してくれないことがあります。そんな時に頼れるのが探偵事務所や探偵興信所です。人探しや浮気調査などで聞き込みや張り込みを得意とする探偵は、警察顔負けの調査をしてくれることも多くあります。
一方で大人の家出の場合は、連絡や電話をして家で待っているのを伝えるのも良いですが、事件性がないのであれば1週間程度放置してあげるのも効果的な手です。
しかし、一定期間放置をしても連絡が一切ないまたはどこに居るのか把握できないという場合は、事件に巻き込まれている可能性もあります。警察や探偵に捜査依頼をしましょう。
まとめ
今回の記事では家出をする動機や家出をした人がどこに行くのか、そして親しい人や近しい人が家出をした場合にはどのような対処をしたら良いかをまとめました。
子供と大人によって家出をする理由や家出先は大きく変わってきます。それは家出先にも言えることで、子供であれば家出するとしても比較的家の近くに行くことが多いですが、大人の場合は経済的にも自由なため家出先にいろいろな選択肢があります。
万が一近しい人が家出をした時は、怒ったりはせずに優しく家に帰ってきてくれるように頼むことが大切です。大人の家出の場合は、1週間程度時間をあげるのも良い方法です。
何日も連絡が取れない場合や事件性に巻き込まれた可能性がある場合は、すぐに警察に相談しましょう。家出であってもすぐに捜査に乗り出してくれないこともあるので、そのような時は人探しを得意とする探偵興信所に依頼をしてみるのもおすすめです。